看護学生×MBTI |現役看護師解説 診療科16選|自分に合う科の見つけ方と後悔しない選び方

就活

「看護師として働くなら、どの診療科が自分に向いているんだろう?」

看護学生になると、一度はこの悩みにぶつかる人が多いのではないでしょうか☺️

小児科に興味がある人、救急に憧れる人、患者さんとじっくり関わる看護がしたい人。

でも、実際に経験できる診療科は実習で行った場所が中心です。

「実習で行った科は何となく分かるけど、行ったことがない科は想像できない……」

「自分の性格に合う科ってどうやって探せばいいの?」

そう感じるのは自然なことです。

私自身も看護学生時代、「どの診療科が自分に合っているのか」が分からず悩んでいました。

実習では決められた科に行くため、すべての診療科を比較できるわけではありません。

だからこそ、診療科選びでは「なんとなく人気だから」「友達が行くから」ではなく、自分自身の価値観や得意なことを知ることが大切です🌸

この記事では、最近注目されているMBTIをヒントに、

  • MBTI別に向いている可能性がある診療科
  • それぞれの特徴
  • MBTIだけで決めてはいけない理由
  • 後悔しない診療科選びのポイント

について解説します。

この記事を読み終わる頃には、

「私はどんな環境で看護をしたいのか」

「どんな看護師になりたいのか」

を考えるきっかけになるはずです☺️🫶🏻

※MBTIは性格傾向を知るためのツールであり、診療科への適性を決めるものではありません。最後は実習経験や自分の価値観を大切にしてください

  1. MBTIで診療科選びはできる?😣
    1. そもそもMBTIとは?
    2. MBTIは診療科選びのヒントになる
    3. MBTIだけで診療科を決めるのはおすすめしない
    4. 学生時代に感じた診療科選びに迷ったこと
  2. MBTI別に向いている診療科16選
    1. 分析家タイプ(NT型)
      1. INTJ(建築家)
      2. INTP(論理学者)
      3. ENTJ(指揮官)
      4. ENTP(討論者)
    2. 外交官タイプ(NF型)
      1. INFJ(提唱者)
      2. INFP(仲介者)
      3. ENFJ(主人公)
      4. ENFP(運動家)
    3. 番人タイプ(SJ型)
      1. ISTJ(管理者)
      2. ISFJ(擁護者)
      3. ESTJ(幹部)
      4. ESFJ(領事)
    4. 探検家タイプ(SP型)
      1. ISTP(巨匠)
      2. ISFP(冒険家)
      3. ESTP(起業家)
      4. ESFP(エンターテイナー)
  3. MBTI別診療科一覧表
  4. MBTIだけで診療科を決めると後悔する理由
    1. 「向いている科」と「好きになれる科」は違う
    2. 実習で楽しかったことを思い出す
    3. 私が実習で経験した実例
      1. ケース1 急性期実習 脳外科
      2. ケース② 老年期実習 リハビリ病院(整形外科)
  5. 後悔しない診療科選びで大切な5つのポイント
    1. ①実習で「楽しかった瞬間」を振り返る
    2. ②どんな先輩看護師になりたいか考える
    3. ③急性期か慢性期か、自分の性格を考える
    4. ④夜勤が好きか、生活リズムを考える
    5. ⑤将来どう働きたいか考える
  6. 大切なのは「どんな看護師になりたいか」
    1. ENFJ×血液内科ー希望調査は1小児科、2.内科で提出ー
    2. 良い診療科とは「自分が成長できる場所」
  7. まとめ|MBTIをヒントに、自分らしい診療科を見つけよう🌸

MBTIで診療科選びはできる?😣

そもそもMBTIとは?

MBTIとは、自分の考え方や行動の傾向を知るための性格タイプ分類です。

16タイプに分けられ、

  • INTJ
  • INFP
  • ENFP
  • ESFJ

などの4文字で表されます。

最近ではSNSでもよく見かけるようになり、

「自分は何タイプなのか」

「自分に向いている仕事は何なのか」

を考えるきっかけとして利用する人も増えています☺️

看護学生の間でも、

「○○タイプだから看護師向き?」

「○○科が合っている?」

と話題になることがあります。

MBTIは診療科選びのヒントになる

看護師の仕事は、どの診療科でも患者さんと関わる仕事です。

しかし、診療科によって求められる力や働き方には違いがあります。

例えば、

救急では、

  • 瞬時の判断
  • 優先順位をつける力
  • スピード感

が求められる場面があります。

一方で、慢性期や緩和ケアでは、

  • 患者さんの生活背景を知る力
  • 長期的な関係づくり
  • 小さな変化への気付き

が大切になります。

そのため、自分の性格傾向を知ることは、

「どんな環境なら自分の強みを発揮できそうか」

を考えるヒントになります🌸

MBTIだけで診療科を決めるのはおすすめしない

ただし、MBTIだけで診療科を決めるのはおすすめしません

ここはとても大切です。

「INFJだから精神科」

「ESTPだから救急」

のように、MBTIだけで診療科を決める必要はありません。

なぜなら、同じタイプでも大切にしている価値観は違うからです。

例えば、

患者さんと深く関わることが好きな人でも、

  • 急性期で患者さんの命を救うことにやりがいを感じる人
  • 慢性期で患者さんの生活を支えることにやりがいを感じる人

がいます。

診療科選びで本当に大切なのは、

「自分は何を楽しいと感じるのか」

「どんな看護師になりたいのか」

を知ることです。

学生時代に感じた診療科選びに迷ったこと

私自身も診療科選びには迷いました

私も看護学生時代、

「自分に向いている診療科ってどこなんだろう?」

と悩んでいました。

実習では、学校で決められた診療科へ行くため、経験できる場所には限りがあります。

そのため、

「実習で行った科は何となく分かる」

けれど、

「実習していない科は働くイメージすらできない」

という状態でした。

今振り返ると、診療科選びで大切だったのは、

「この科が向いているか」

だけではありませんでした。

「私は患者さんとどう関わることにやりがいを感じるのか」

「どんな看護師になりたいのか」

を考えることでした。

実際、実習で印象に残ったのも、特定の診療科というより、

患者さん一人ひとりの背景を知り、その人に合わせた看護を考える時間でした。

実例は後述します。

そのため就職時の希望は「何科か」だけではなく、

自分の考え方の傾向を掴むことが大切です。

MBTI別に向いている診療科16選

MBTIは、自分の考え方や行動の傾向を知るための一つの方法です。

診療科選びでは、

「このタイプだから絶対この科!」

と決めるものではありません。

大切なのは、

「自分の強みを活かせそうな環境はどこなのか」

を考えることです🌸

ここからは、MBTIタイプごとに、活かしやすい強みや相性が良い可能性のある診療科を紹介します

分析家タイプ(NT型)

分析家タイプは、

  • 物事の仕組みを理解したい
  • 根拠を大切にする
  • 深く考えることが好き

という特徴があります。

医療では、病態や治療について考える場面が多いため、知識を深めることにやりがいを感じる人もいます。

INTJ(建築家)

向いている可能性がある診療科

🌸血液内科

🌸ICU

🌸手術室

🌸専門性の高い診療科

強みを活かせる理由

INTJタイプは、物事を分析し、計画的に進めることが得意と言われています。

看護では、患者さんの状態を観察し、

「なぜこの変化が起きているのか」

「次に何が起こる可能性があるのか」

を考える力が重要です。

例えば、

  • 検査データの変化を見る
  • 治療の流れを理解する
  • 先を予測して準備する

といった場面では、分析力を活かせる可能性があります。

特に専門性の高い分野では、知識を深めること自体に楽しさを感じる人もいます☺️

こんな人におすすめ

✓ 疑問をそのままにせず調べたい

✓ 一つの分野を極めたい

✓ 根拠を持って看護をしたい

INTP(論理学者)

向いている可能性がある診療科

🌸研究領域がある診療科

🌸ICU

🌸検査や治療管理が複雑な診療科

🌸慢性疾患領域

強みを活かせる理由

INTPタイプは、

「なぜ?」

を深掘りすることが得意と言われています。

看護では、ただ指示されたケアを行うだけではなく、

「この患者さんにはなぜこの看護が必要なのか」

を考えることが大切です。

例えば糖尿病患者さんへの指導でも、

「食事制限してください」

と伝えるだけでは行動変容につながりません。

その人の生活背景を理解し、

「なぜ続けられないのか」

「どうすれば無理なく改善できるか」

を考えることが必要です。

探究心が強い人は、専門知識を深める分野で力を発揮できる可能性があります💭

ENTJ(指揮官)

向いている可能性がある診療科

🌸救急

🌸ICU

🌸外科系

🌸将来的な管理職・教育分野

強みを活かせる理由

ENTJタイプは、目標達成やリーダーシップが得意と言われています。

看護現場では、

  • チームで動く
  • 優先順位を判断する
  • 多職種と連携する

場面が多くあります。

特に急性期では、限られた時間の中で判断し、チームを動かす力が求められることがあります。

また、経験を積むことで、

  • プリセプター
  • リーダー業務
  • 管理職

など教育や組織づくりの分野でも強みを活かせる可能性があります👏🏻

ENTP(討論者)

向いている可能性がある診療科

🌸救急

🌸外来

🌸地域連携

🌸新しい取り組みが多い分野

強みを活かせる理由

ENTPタイプは、柔軟な発想や新しいことへの興味が強いと言われています。

医療現場では、患者さんごとに正解が違います。

「この方法が当たり前」

ではなく、

「この患者さんには別の方法が良いかもしれない」

と考える力が役立つ場面があります。

また、外来や地域連携では、短時間で患者さんの情報を整理し、必要な支援につなげる力も重要です。

変化が多い環境や、様々な人と関わることが好きな人は楽しさを感じやすいかもしれません☺️

外交官タイプ(NF型)

外交官タイプは、

  • 人の気持ちを考える
  • 相手の価値観を大切にする
  • 意味や目的を重視する

傾向があります。

看護では、患者さんの病気だけではなく、

「その人らしい生活」

を考える場面が多くあります。

INFJ(提唱者)

向いている可能性がある診療科

🌸緩和ケア

🌸精神科

🌸血液内科

🌸慢性期内科

強みを活かせる理由

INFJタイプは、相手の気持ちや背景を深く理解することが得意と言われています。

看護では、

「患者さんは何に困っているのか」

「本当は何を大切にしているのか」

を考える力が重要です。

例えば、

「薬を飲んでください」

ではなく、

「なぜ薬が続けられないのか」

「その人の生活では何が難しいのか」

を一緒に考えること。

これは、患者さんを一人の人として見る看護につながります。

患者さんと長く関わり、人生観や価値観に触れることにやりがいを感じる人は、こうした領域に魅力を感じる可能性があります🌸

INFP(仲介者)

向いている可能性がある診療科

🌸小児科

🌸緩和ケア

🌸訪問看護

🌸精神科

強みを活かせる理由

INFPタイプは、相手の気持ちを尊重し、その人らしさを大切にする傾向があります。

看護では、

「患者さんが何を望んでいるのか」

を考えることが大切です。

特に、

  • 子どもの成長を支える
  • 患者さんの希望を聞く
  • 生活に合わせた支援をする

ような場面では、共感力を活かせる可能性があります。

ただ優しいだけではなく、

「この人にとって何が幸せなのか」

を考えられることが大きな強みになります🫶🏻

ENFJ(主人公)

向いている可能性がある診療科

🌸小児科

🌸産婦人科

🌸外来

🌸教育担当

強みを活かせる理由

ENFJタイプは、人を支えたり成長を応援したりすることが得意と言われています。

看護では患者さんだけではなく、

  • 家族
  • 新人看護師
  • 多職種スタッフ

など、様々な人との関わりがあります。

相手の気持ちを考えながら声をかけたり、チームをまとめたりする力は大きな強みになります。

将来的に、

「後輩を育てたい」

「教育に関わりたい」

という人にも向いている可能性があります☺️👏🏻

ENFP(運動家)

向いている可能性がある診療科

🌸小児科

🌸外来

🌸救急

🌸地域看護

強みを活かせる理由

ENFPタイプは、人との関わりや新しい経験を楽しむ傾向があります。

患者さんとの会話から、

「この人はどんな生活をしているのか」

を知り、その人に合った関わりを考えることが得意な人もいます。

特に、

  • 子どもとの関わり
  • 初対面の患者さんとの関係づくり
  • 様々なケースに対応する環境

では強みを発揮できる可能性があります🌸

一方で、同じことの繰り返しよりも、変化や人との交流がある環境の方が楽しめる人もいます。

番人タイプ(SJ型)

番人タイプは、

  • 責任感が強い
  • 決められたことを丁寧に実行できる
  • 周囲への配慮が得意

という特徴があります。

医療現場では、安全管理や正確なケアがとても重要です。

そのため、細かな変化に気づく力や、丁寧に積み重ねる力を活かせる場面が多くあります☺️

ISTJ(管理者)

向いている可能性がある診療科

🌸手術室

🌸ICU

🌸循環器内科

🌸透析

強みを活かせる理由

ISTJタイプは、責任感が強く、決められた手順を正確に行うことが得意と言われています。

看護では、

  • 薬剤管理
  • 感染対策
  • 医療安全
  • 患者さんの状態観察

など、正確さが求められる場面が多くあります。

例えば手術室では、準備や確認作業が患者さんの安全につながります。

「当たり前のことを当たり前に続ける力」は、医療現場では非常に大切な能力です👏🏻

こんな人におすすめ

✓ 決められたことを丁寧にできる

✓ ミスを防ぐための確認が好き

✓ 専門的な技術を身につけたい

ISFJ(擁護者)

看護師のイラストがよく使われているイメージがありますよね

向いている可能性がある診療科

🌸血液内科

🌸小児科

🌸産婦人科

🌸慢性期内科

強みを活かせる理由

ISFJタイプは、相手の変化によく気づき、周囲を支えることが得意と言われています。

看護では、

「何か困っていることはないかな」

と患者さんの小さな変化に気づくことが重要です。

例えば、

「いつもより食欲がない」

「今日は少し表情が違う」

など、数値だけでは分からない変化に気づく力は看護師の大きな強みになります。

患者さんと継続的に関わりながら、安心感を提供したい人はやりがいを感じやすいかもしれません🌸

ESTJ(幹部)

向いている可能性がある診療科

🌸救急

🌸外科

🌸循環器

🌸管理職・リーダー業務

強みを活かせる理由

ESTJタイプは、責任感があり、組織をまとめる力があると言われています。

急性期の現場では、

「今何を優先するべきか」

を判断しながら動く場面があります。

また、チーム医療では、

  • 情報共有
  • 役割分担
  • 業務調整

も重要です。

リーダーシップを発揮したい人は、経験を積むことで教育や管理の分野でも活躍できる可能性があります🙌🏻

ESFJ(領事)

向いている可能性がある診療科

🌸小児科

🌸産婦人科

🌸外来

🌸地域連携

強みを活かせる理由

ESFJタイプは、人との関係づくりや周囲への気配りが得意と言われています。

看護では、患者さんだけではなく家族への関わりも大切です。

例えば、

「患者さん本人は大丈夫と言っているけれど、ご家族は不安を抱えている」

という場面では、双方の気持ちを考える力が役立ちます。

人と関わることが好きで、

「誰かの安心につながる仕事がしたい」

という人は魅力を感じやすい診療科が多いでしょう☺️

探検家タイプ(SP型)

探検家タイプは、

  • 柔軟に対応できる
  • その場の状況判断が得意
  • 行動力がある

という特徴があります。

医療現場では、予定通りに進まないことも多くあります。

そのため、変化に対応する力は大きな武器になります。

ISTP(巨匠)

向いている可能性がある診療科

🌸救急

🌸手術室

🌸整形外科

🌸外科系

強みを活かせる理由

ISTPタイプは、冷静に状況を分析し、問題解決することが得意と言われています。

医療現場では、

「今何が起きているのか」

「何を優先すべきか」

を考える必要があります。

特に、

  • 急な状態変化への対応
  • 技術を磨く場面
  • 手を動かして解決する場面

では、強みを発揮できる可能性があります。

ISFP(冒険家)

向いている可能性がある診療科

🌸緩和ケア

🌸皮膚科

🌸形成外科

🌸訪問看護

強みを活かせる理由

ISFPタイプは、相手の個性や価値観を大切にする傾向があります。

患者さん一人ひとりの生活や希望に寄り添う看護では、その力を活かせる可能性があります。

例えば、

「治療すること」

だけではなく、

「その人らしく過ごすこと」

を考える場面。

こうした看護に魅力を感じる人は、やりがいを感じやすいでしょう🫧

ESTP(起業家)

向いている可能性がある診療科

🌸救急

🌸ER

🌸ICU

🌸急性期病棟

強みを活かせる理由

ESTPタイプは、行動力があり、その場の状況に合わせて動くことが得意と言われています。

急性期では、

予定外のことが起こることも少なくありません。

そのような環境で、

「まず何をするべきか」

を判断して動ける力は大きな強みになります。

刺激がある環境や、チームで協力して患者さんを助けることに魅力を感じる人は向いている可能性があります🔥

ESFP(エンターテイナー)

向いている可能性がある診療科

🌸小児科

🌸外来

🌸美容

🌸地域看護

強みを活かせる理由

ESFPタイプは、明るく人との交流を楽しむ傾向があります。

患者さんとの距離を縮めることが得意な人も多く、

「この看護師さんと話すと安心する」

と思ってもらえる存在になれる可能性があります☺️

特に、

  • 会話を大切にしたい
  • 患者さんの笑顔を見ることが好き
  • 人との関わりを楽しみたい

という人は、強みを活かせる環境を探してみると良いでしょう🌸

MBTI別診療科一覧表

MBTI向いている可能性がある診療科活かせる強み
INTJ血液内科・ICU・専門領域分析力
INTPICU・慢性期・研究分野探究心
ENTJ救急・ICU・外科リーダー力
ENTP救急・外来・地域連携発想力
INFJ緩和ケア・精神科・血液内科共感力
INFP小児科・緩和ケア・訪問看護価値観を尊重する力
ENFJ小児科・外来・教育支援力
ENFP小児科・外来・救急コミュニケーション力
ISTJ手術室・ICU・循環器正確性
ISFJ血液内科・小児科・慢性期観察力
ESTJ救急・外科・管理判断力
ESFJ小児科・産婦人科・外来気配り
ISTP救急・手術室・整形外科問題解決力
ISFP緩和ケア・訪問看護寄り添う力
ESTPER・ICU・急性期行動力
ESFP小児科・外来・美容対人力

MBTIだけで診療科を決めると後悔する理由

MBTIを使って診療科を考えることは、自分自身を知るきっかけになります。

しかし、MBTIだけで就職先を決めることはおすすめしません。

なぜなら、看護師のやりがいは「診療科の名前」だけでは決まらないからです。

同じ診療科でも、

  • 病院の雰囲気
  • 教育体制
  • 患者さんとの関わり方
  • チームの考え方

によって、働きやすさは大きく変わります。

「向いている科」と「好きになれる科」は違う

例えば、

「私は人と話すことが好きだから小児科が向いている」

と思っていたとしても、実際に働いてみると、

「子どもの命を預かる責任の大きさがプレッシャーだった」

と感じる人もいます。

反対に、

「勉強が大変そうだから避けていた診療科」

で、働き始めたら、

「知識が増えて患者さんに説明できることが楽しい」

と感じることもあります。

診療科選びでは、

「向いているか」

だけではなく、

「その環境で成長したいと思えるか」

を考えることが大切です☺️

実習で楽しかったことを思い出す

診療科選びで迷った時、まず振り返ってほしいのは、

「何科が楽しかったか」

だけではありません。

「何をしている時間が楽しかったか」

です。

私自身、看護学生時代は「どの診療科が自分に合うのか」が分かりませんでした。

実習では決められた診療科へ行くため、経験できる場所には限りがあります。

そのため、

「小児科に行ったことがあるから小児科は分かる」

「血液内科には行っていないから分からない」

という状態になりやすいです。

でも、今振り返ると、私が楽しいと感じていたのは「○○科」という名前ではありませんでした。

患者さん自身を知り、

「この人はどんな生活をしてきたのか」

「退院した後、どうすれば病気とうまく付き合えるのか」

を考える時間でした。

私が実習で経験した実例

ケース1 急性期実習 脳外科

脳外科の実習では、犬の散歩が日課だった患者さんを担当しました。

リハビリ内容を説明する時、

「毎日10回やりましょう」

と言うだけでは、その人にとって負担になる可能性があります。

そこで、

「犬の散歩に行くために必要な筋力を取り戻す」

という本人の生活に合わせた目標を考えました。

犬のイラストを入れた手作りポスターを作り、普段リードをかけている場所に貼ってもらうことで、生活の中で自然に取り組める工夫をしました🐾

また、

「10回は大変だから、まずは3回から始めてみませんか?」

と、無理なく続けられる方法を一緒に考えました。

この経験から、

看護は「正しいことを伝える」だけではなく、

「その人が続けられる方法を一緒に探すこと」

なのだと感じました。

後悔しない診療科選びで大切な5つのポイント

①実習で「楽しかった瞬間」を振り返る

診療科ではなく、

「自分が何にやりがいを感じたか」

を考えてみましょう。

例えば、

患者さんと深く関わることが楽しかった

→慢性期、内科、緩和ケア、訪問看護など

目の前の変化に対応することが楽しかった

→救急、ICU、急性期病棟など

技術を身につけることが楽しかった

→手術室、専門病棟など

というように、興味の方向性が見えてきます🌸

ケース② 老年期実習 リハビリ病院(整形外科)

老年看護学実習では、リハビリ病院で関わった患者さんとの経験が印象に残っています。

その患者さんは、外出できないことへのストレスから、周囲に強い言葉をかけてしまうことがありました。

最初は「どう関わればよいのだろう」と悩みましたが、ゆっくりお話を聞く中で、

「年齢的に実際に行くことは難しいけれど、テレビで世界遺産の滝を見ることが好きだった」

という大切な思いを知ることができました。

そこで翌日、世界遺産のさまざまな滝の写真を印刷して持って行きました。

すると患者さんの表情が明るくなり、会話も少しずつ前向きな内容へ変化していきました☺️

この経験から、

看護は「できないこと」に目を向けるだけではなく、

「その人が大切にしてきたことや、今できる楽しみを一緒に見つけること」

なのだと感じました。

後悔しない診療科選びで大切な5つのポイント

①実習で「楽しかった瞬間」を振り返る

診療科ではなく、

「自分が何にやりがいを感じたか」

を考えてみましょう。

最初は抽象的で構いません。まずは文字にすることが大切。

その後「抽象化⇨具体化」は看護過程をやっている、、、

特に関連図を書いている看護学生ならできます!

例えば、

患者さんと深く関わることが楽しかった

→慢性期、内科、緩和ケア、訪問看護など

目の前の変化に対応することが楽しかった

→救急、ICU、急性期病棟など

技術を身につけることが楽しかった

→手術室、専門病棟など

というように、興味の方向性が見えてきます🌸

また授業で書いた感想文、所感もヒントになるかも?!

②どんな先輩看護師になりたいか考える

意外と忘れられがちですが、これはとても大切です。

「どんな患者さんを看たいか」

だけではなく、

「どんな看護師になりたいか」

を考えてみてください。

例えば、

「新人さんに優しく声をかけられる先輩になりたい」

なら、教育体制が整った部署を選ぶことも一つの方法です。

「専門知識を身につけて頼られる看護師になりたい」

なら、専門性の高い診療科も選択肢になります。

私自身、現在新人教育に関わる中で感じるのは、

新人時代に出会う先輩の存在は、その後の看護師人生に大きく影響するということです。

優しく教えてもらった経験は、次の世代へつながっていきます☺️

③急性期か慢性期か、自分の性格を考える

診療科選びでは、

「急性期が良いか」

「慢性期が良いか」

も大切なポイントです。

急性期が向いている可能性がある人

  • 状況が変化する環境が好き
  • 判断力を磨きたい
  • 忙しい中で成長したい

慢性期が向いている可能性がある人

  • 患者さんと長く関わりたい
  • 生活背景を知ることが好き
  • 小さな変化に気づくことが得意

どちらが良い悪いではありません。

大切なのは、

「自分がどんな看護をしたいか」

です。

それでも分からないですよね?

私もそうでした。だから最初は総合病院、大学病院に行くのです。

急性期、慢性期の両方の病棟が揃っています。

合わなかった時、転職活動するより

自分の病院内で他科へ異動希望出す方が心理的ハードルは低いです。

分からない人ほど、幅広くやっている病院を選びましょう

緩和ケア、オペ、治験、、、それが未来のあなたの選択肢になります💖

④夜勤が好きか、生活リズムを考える

看護師になると、多くの人が夜勤を経験します。

学生時代は、

「夜勤って大変そう」

というイメージだけを持つことも多いと思います。

しかし実際には、

「夜の落ち着いた時間に患者さんとゆっくり話せるのが好き」

という人もいます。

一方で、

生活リズムを整えたい人や、将来的に家庭との両立を考える人は、

  • 夜勤回数
  • 時短勤務制度
  • 外来への異動制度

なども確認しておくことがおすすめです🌱

とりあえず新人のうちは夜勤あるところが多いですね💦

⑤将来どう働きたいか考える

新卒時は、

「まずは看護師として成長したい」

という気持ちが強いかもしれません。

でも、働き始めてから、

  • 結婚
  • 子育て
  • キャリアアップ
  • 資格取得

など、人生の変化があります。

そのため、

「今好きそうな科」

だけではなく、

「数年後も続けられる環境か」

も考えてみましょう。

看護師のキャリアは、一度決めたら変えられないものではありません。

病棟から外来へ移る人もいます。

急性期から慢性期へ進む人もいます。

専門資格を取得して新しい道へ進む人もいます。

大切なのは、

最初の選択を完璧にすることではなく、

自分で考えて選択する経験を積むことです☺️

診療科選びに迷っている看護学生へ伝えたいこと

看護学生の時に、

「自分に向いている診療科が分からない」

と悩むのは、決して珍しいことではありません。

むしろ、まだ働いたことがない状態で、

「一生続けたいと思える診療科を選んでください」

と言われても、難しいと感じるのは当然です。

実習で経験できる診療科には限りがあります。

行ったことのない科の雰囲気や仕事内容を、完璧に想像することはできません。

だからこそ、

「絶対に失敗しない診療科選び」

を目指しすぎなくても大丈夫です☺️

大切なのは「どんな看護師になりたいか」

診療科を選ぶ時、

「人気だから」

「友達が行くから」

「楽そうだから」

という理由だけで決めてしまうと、働き始めてからギャップを感じることがあります。

もちろん、働きやすさも大切です。

でも、それ以上に大切なのは、

「自分は看護師として何を大切にしたいのか」

です。

例えば、

患者さんと深く関わりたい。

その人の人生や生活背景まで考えた看護がしたい。

そう思うなら、患者さんと長く関われる環境が合うかもしれません。

反対に、

目の前の命を救うことにやりがいを感じる。

忙しい環境で判断力を磨きたい。

そう思うなら、急性期領域が向いている可能性があります。

ENFJ×血液内科ー希望調査は1小児科、2.内科で提出ー

私自身、学生時代は診療科選びに迷いました。

最初は小児科に興味がありました。

そのため、小児科で働くために何か経験を増やしたいと思い、塾講師のアルバイトをしていました。

子どもと関わる経験を通して、

「相手に合わせて伝え方を変えること」

「成長を支えること」

の楽しさを感じていました。

その後、就職活動では、

第一希望を小児科、

第二希望を内科として提出しました。

結果的には現在勤務している血液内科に配属されました。

でも、実際に働いてみると、

「小児科だから向いている」

「内科だから向いている」

という単純なものではないと感じています。

大切だったのは、

患者さんを知ること。

その人に合った看護を考えること。

そして、自分自身も成長し続けることでした。

私のMBTIはENFJで先に記載した診療科ではないですが

とてもやりがいを持って働いています😉✨

同じ病棟の全看護師が向いている職場で働いたら幸せか・・・?

私はそれが正解だとは思いません。

だって様々な考え方、年齢、職業の患者さんが来るから。

多種多様な患者さんに合わせられるためにも、

多種多様な医療職者が必要であると考えます。

これこそ究極のチーム医療かもしれませんね笑

良い診療科とは「自分が成長できる場所」

新人看護師の時は、

「優しい先輩がいるかな」

「仕事についていけるかな」

「夜勤は大丈夫かな」

と不安になることも多いと思います。

私自身も、

  • 薬を覚えられるのか
  • 看護師として一人前になれるのか
  • 先輩とうまく関われるのか
  • 夜勤で寝てしまわないか(笑)

など、たくさん不安がありました。

でも、働き始めて分かったことがあります。

最初から完璧な看護師はいません。

分からないことを調べる。

先輩に聞く。

患者さんから学ぶ。

その積み重ねで少しずつ成長していきます🌱

だから診療科選びでは、

「今の自分に完璧に合う場所」

を探すよりも、

「ここで成長していきたいと思える場所」

を探してみてください。

まとめ|MBTIをヒントに、自分らしい診療科を見つけよう🌸

この記事では、看護学生さん向けにMBTI別のおすすめ診療科や、後悔しない診療科選びについて紹介しました。

MBTIは、自分の性格傾向や強みを知るための一つのヒントになります。

しかし、

「このタイプだからこの診療科」

と決める必要はありません。

診療科選びで大切なのは、

✅ 実習で何を楽しいと感じたか

✅ 患者さんとどんな関わりが好きか

✅ どんな先輩看護師になりたいか

✅ 急性期と慢性期どちらが合いそうか

✅ 将来どんな働き方をしたいか

を考えることです☺️

看護師の働き方に、たった一つの正解はありません。

最初に選んだ診療科が一生続くとは限りません。

経験を積む中で興味が変わることもあります。

大切なのは、

「自分が大切にしたい看護」を見つけることです🌸

この記事が、診療科選びに悩む看護学生さんのヒントになれば嬉しいです。

あなたが「ここで働いてよかった」と思える場所に出会えますように🕊️

砂糖萌🐾

コメント

タイトルとURLをコピーしました