RSウイルス感染症【看護計画】【観察項目】【事前課題】

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小児事前課題 シリーズです!全10疾患!!

事前課題は量がモノを言うと思っていますし、

時間をかける意味はありません

私たち過去の看護学生が時間をかけて実施しているので

ぜひ使ってください!!

大学生活は有限です。友達との時間と睡眠時間を大切にしましょう!

最後にwordダウンロードできるようになっています。

ブログ目標
  1. テスト勉強の際、電車に乗りながらケータイに赤シートをかざして勉強可能である
  2. 実習記録、看護過程の効率化につながる
  3. 実習中追い込まれた看護学生が朝の電車の中で有益な情報を入手できる。笑

※すべて医学書院をはじめとする看護の専門書からの情報です。

疫学

【疫学】

・2歳以下の乳児に多く見られる。

・低年齢や虚弱な乳児ほど重症化しやすい。生後6週〜3ヶ月の心肺系、免疫疾患は際重症化リスク

・冬から初春かけて流行するウイルス

・感染経路は飛沫感染

・多くは4〜7日で改善に向かうが時に急速に呼吸困難が増強して死亡することがある。

病態 

RSウイルスは秋から冬にかけて流行するウイルスであり、2歳までには誰もがかかる普遍的なウイル

スである。4~6日の潜伏期間を経て、発熱や鼻水など、典型的な風邪の初期症状があらわれる。初め

て感染した子供の内20~30%は、下気道(喉より下部の呼吸器)にウイルスが感染し、気管支や肺に

炎症が起こる。

乳児期 肺炎や気管支炎など、肺胞にきわめて近い部分で気管支炎を起こすことが多い。思い呼吸困難を伴う喘息様の症状をきたすこともあり、酸素と二酸化炭素の交換も傷害されるため、血中酸素飽和度も低下してチアノーゼを起こし、顔色が悪くなる。

幼児期 喘息性気管支炎を起こす。乳児期よりも軽度であるが、気管支拡張薬を投与しても、感染が絡んでいるため、反応はあまりよくなく、しばしば咳や喘鳴が長引く。

症状 

1咳嗽(進行性)、喀痰

2鼻水と咽頭炎(初期症状)

3発熱(微熱)

4中耳炎の合併

5呼吸

  • 呼吸数増加
  • 呼吸困難感
  • 努力呼吸

・多呼吸

・鼻翼呼吸

・陥没呼吸

  • 喘鳴(進行性)
  • 低酸素血症
  • 下気道症状

・気管支炎

・肺炎

・無呼吸

6哺乳不全

7チアノーゼ

検査

・RSウイルス感染症簡易検査キット(綿棒などで鼻の粘膜を取り、約30分で結果がわかる)

・胸部X線検査(肺に影があるか、間質性肺炎像の有無)

・血液検査(白血球・CRPの上昇)

治療 

根本的な治療法があるわけではない(支持療法)

 軽症 加湿酸素投与、静脈内点滴、吸引

 重度呼吸困難 気管内挿入、人工換気

 ハイリスク 薬物療法

薬物療法

分類一般名商品名薬理作用副作用
 リバビリン 抗ウイルス 
β2刺激薬  気管支平滑筋の弛緩による気管支拡張心悸亢進、不安、不眠、頭痛、悪心、嘔吐、めまい、高血糖
キサンチン誘導体テオフィリン徐放製剤テオドール、 テオロング気管支拡張、抗炎症作用    悪心、嘔吐心窩部痛 など(血中濃度に依存)           6歳未満に血中濃度15μg/ml以上は痙攣リスクとなるため禁忌          
 抗コリン薬  口内乾燥、眼圧上昇、心悸亢進、排尿困難
吸入ステロイド薬   長期使用による、最終身長の低下、副腎皮質機能抑制、骨代謝障害
受動免疫療法RSウイルス免疫グロブリン    
パリビズマブ    

  ・気管支拡張薬や吸入ステロイド薬による気管支拡張により、呼吸を促す

   看護

観察

1環境(温度、湿度、気流)

2体位、寝具、衣類は適切か。圧迫していないか

3睡眠

  • 時間
  • 熟眠感

4食事水分摂取量

5バイタルサイン

  • 体温
  • 血圧
  • 心拍
  • SpO2

6鼻汁

7咳嗽、喀痰

  • 湿性、乾性咳嗽
  • 気道分泌物の量、性状、貯留部位
  • 咳嗽時の嘔吐の有無
  • 咳嗽発作の時間、回数、持続的か単発的か

8呼吸状態

  • 呼吸回数
  • 努力呼吸
  • 呼気、吸気の時間比
  • 喘鳴、肺雑音、AIR入り、呼吸音減弱の有無

9顔色、活気、機嫌

10口唇色、爪床

11チアノーゼ、四肢冷感の有無

12ショック状態の有無

13脱水の有無

  • 口渇
  • 口唇、航空の乾燥
  • 大泉門、眼窩陥没
  • 発汗
  • 尿量
  • 皮膚のカサつき、ツルゴール

14体重

15血液データ

  • 脱水(Cl、K、Na)
  • 感染(RBC、WBC、CRP)
  • 栄養状態(TP、 Alb

16悪心、嘔吐

17痙攣の有無

・頭部を挙上して安楽な体位を取らせる。

・必要時、吸引を行い気道浄化、酸素投与

・水分摂取

・水分出納を正しくモニターする。

・毎日体重測定を行う

・食事は少量で回数を増やす、高たんぱく質の食事

・重症化しないように、患児の呼吸状態の変化には注意する

・家族内感染、院内感染を起こしておいないか確認する。手指衛生の徹底

・予防的隔離を行う

砂糖萌🐾

 

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