21卒。看護学生の就職活動。【大学病院】【急性期医療】【新型コロナウイルス感染症の影響】

一般人と医療者の違い(所感)

21卒の就職活動について書きます。

東京オリンピック

私たち1998年生まれは元々

東京オリンピックの

年の就職活動組です。

2020年のオリンピックが東京でやると

決まったその時からオリンピックだから

経済は上り調子、売り手市場

(就活生が有利)と言われてきました。

実際、看護だけでなく全体ではあるが

19卒と20卒の先輩たちは

大学卒就職率98%であったし、

それを超える21卒だと思っていました。

私も、私以外の友達も

浪人して1つ上の同級生も誰もがみんな

「うちらは大丈夫。」

「オリンピックあってラッキー」

と就職活動が難航するとは

思いもよりません。

21卒の求人には前年度よりも多い

採用人数が記載されていました。

領域別実習中コロナ禍になる

私は大学3年の後期、つまり

2019年9月から2020年2月に

領域別実習にいきました。

このブログを見ている人は

既知であると思うが看護学科は

・老年看護学領域

・小児看護学領域

・在宅看護学領域

・成人(慢性/急性)看護学領域

・母性看護学領域

・精神看護学領域

と領域が分かれていてそれぞれ

1〜3週間程度病棟や

訪問看護ステーション等へ

実習へ行きます。

実習ガチャはいい病棟、

いい指導者、いい先生、いい患者さんに

あたり大変ではあるが

充実していたと感じていました。

2020年1月、

中国で新型コロナウイルスのニュースが

入ってきました。

最初はとても他人事でした。

2020年2月、

いつも病棟がくれていた

マスクがもらえなくなりました。

学校にまだ在庫がたくさんあったため

先生がジップロックに

入れてもってきてくれました。

実習病棟の看護師さんは

マスク週に1枚しか

使えないみたいでした。

入学当初から、患者さんごとに

変えろと指導されてきたマスク。

検温するわずかな時間しか

つけていないマスクを捨てるのを

入学当初はもったいないなーと

感じていたが、

もう3年にもなると処置後は

すぐ捨て、感染を

起こさないことが

「看護学生3年の普通」です。

しかし、2020年2月の実習では

午前午後1枚ずつ、

1日2枚に変わりました。

看護師と一般職の就活の違い

看護師不足は世間で騒がれていますが

そのせいか、一般職よりも

就活に対しての準備期間が短いです。

私は個別塾でアルバイトしていたため

仲の良い先輩たちの話から

一般職の就職の流れを

ある程度把握していだと思いますが、

看護と一般職は多くの

相違点があります。

まず、看護のインターンは

志望者ほぼ全員行けます。

インターンにいくための

選考なんて聞いたことがありません。

あるとすれば、先着順であるが

よっぽど名の知れた病院などでない限り

インターンが埋まるなんて

ことはなかったです。

また、就職活動の選考も

一般企業では複数回

行われるが、

看護の選考は大体1日で終わります。

大体が、小論文と面接の選考であるが

中には面接のみの

選考である場合もあります。

以下、本題(やっと!!)

過去の看護の就活

18年卒くらいまでは、

人手不足すぎて

インターン1病院→1病院だけの就職試験

が普通だったらしいです。

つまり、誰もが第一志望のみ受け、

第一志望の内定のみを得ていました。

しかし、福利厚生などの面から

最近は人気病院と

不人気病院に二極化しました。

19年卒あたりから、

第一志望に落ちる人も

ちらほら出てきているという話は

先生からも、

大学の就職相談員の人からも

マイナビ看護学生の人からも

聞いた話です。

卒後教育

「卒後教育」というものは新卒にしか

してもらえないため、

病院研究は確実にやった方が良いです。

教育体制が整っていない

病院へ行くことは、

今後の自分の

看護技術・知識、キャリア

ひびいてくるからです。

とはいえ、前述したように一般企業とは

比にならないくらい看護学科には

「就職」というものに

危機感が感じられないです。

21卒看護の就活〜実際〜

私は2年から病院を選びの基準が全く

想像できず、不安を感じていたため

早く動こうとはしていたが、

「大体の病院が大手サイト(ナース専科、マイナビ看護学生等)を使用してのインターン応募であるが対象者に3年夏からしか該当しない。」

「人気の大学病院(東京大学医学部附属病院、慶應大学医学部附属病院、虎ノ門病院等)が2〜3月の合同説明会にしか出展しない」

という理由からあまり早く就職活動

できない仕組みになっているんだ

と感じました。

(無理矢理早く活動することでの利点は

かなり多くあったが、

普通の就活の動きではないため

後日述べることとする。)

先生に聞いても

2年の3月や3年の夏に

インターン行くのは理想で現実は

3年の1〜3月に合同説明会

3年の2〜3月にインターン

4年の4月以降、就職試験

というのが普通のようです。

、、、、例年は!!!

もう一度いいます!

例年は!!!です!!

21卒がどういう経緯を辿ったのか。

2月中旬以降の合同説明会が全て中止。

3月のインターン全て中止。

病院個別説明会、ほぼ中止。

病院就職試験の延期、採用中止。

採用枠の大幅減。

就職試験内容の変更

前代未聞のオンライン面接、、、

書いててめっちゃ悲しくなる酷さ。

仮に病院個別説明会やインターンを

実施したとしても、

ソーシャルディスタンス

のため人数大幅減、、、

全員ほぼ行ける理論が崩れました。

21卒の就職活動ジェットコースター

やばすぎでしょ!!!!!

それに加えて、大学入校禁止令

つまり、成績証明書とか

発行ができない。

身体測定の延期中止でそれも出せない。

それ以上に予想外だったのが

就職支援センターが使えないこと。

これ、実はめちゃくちゃやばいです。

まず、

小論文や作文の添削を

してもらえませんでした。

ぶっつけ本番の作文ほど

やばいものはない。

普段、塾講師で添削している側なので

すごく作文が苦手とか

いうわけじゃないけど

誰からもなにも言われないという状況が

精神衛生的に悪かったです。

友達は、友達同士でzoomで

練習している人もいたらしい。

就職支援センターもzoom対応は

していたようですが、

普段より営業時間(?)も短く、

私の志望病院は対面の面接なのに

zoomで練習しても

無意味かなーと思って

申し込みませんでした。

よって、面接練習も皆無です。

看護大学受験は必ず

面接がありますよね?

その時の、、、

高3のときの面接対策ノート

引っ張り出しました。

行けるだろ!という楽観的な感情と

こんな対策でいいのかという不安感と

1人でやる孤独感が

混合したなんとも言えない

気持ちになりました。

普段使わないけど、相談できる人の存在

「いいんじゃない?」と一言

背中を押してくれる存在のありがたみを

感じましたね。

患者さんにもそんな対応

できる看護師になりたいと思います。

、、、と、めっちゃ看護やばいじゃん

って話たくさんしていましたが、

6月中旬までに

就職試験があったところは

ほぼ第一志望に行けています。

問題は6月下旬以降に

受けた人たちです。

4〜6月の経営状況が浮き彫りになり、

成績良い人も、

複数病院落ちた話を聞きました。

就職できないかも知れないと言っている

看護学科初めて目の当たりにしました。

看護には

「病院から奨学金を得て

卒業後5年間働くと返済免除」制度が

多くあります。

そんな病院から採用されない

同期もいました。

採算合わなくて

採用できませんでした通告。

…え?もしかして

返さなきゃいけない??

病院都合なんだけど、

私働く気あるんだけど、、

みたいな状況でした。

他には、大学からエスカレーター式で

大学病院に勤められるはずだった

看護学生すら

自校の大学病院の内定がもらえない人も

出ていました。

21卒の看護やっば!!!!!!!!!

やっっっば!!!!!!!!!

結論

22卒以降の人(看護学生)が、

読んでるかわかりませんが

予測不可能だけど仕方ないことって

現実に起こります。(ごく稀に)

参考になればな、、、、

ならないかな、、、

「21卒がこんな感じなのは理解した。

じゃあ、具体的には

どうすればいいの?」

って思った人へ。

未来はなにがあるかわかりません。

就職活動は早めに動きましょう

以上!

21卒の就職活動のリアルでしたー!!

就職活動の情報収集については

また別記事で記載します。

砂糖🐾

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